Message Kobe|メッセージ神戸 ほぼ連載小説マスカレードvol.10

Message Kobe|メッセージ神戸 ほぼ連載小説マスカレード vol.10

World Message Magazine

 

「おまえの3年後ぐらいまでの行動は予測できる。それ以上は無理だが。」
「そうなんだ。では教えてください。3年後までの未来を。」
「知ってどうする?」
「知っている方がいいじゃないですか。生活設計もできるし、危険回避もできる。」
「はは。おまえに一つ教えてやろう。俺の頭の中にイメージされているおまえの3年後までの状況は、現時点のものだ。俺がおまえに教えれば当然変化する。明日聞かれたら同じ状況かも知れんが、微妙に変化するかもしれない。そういうものだ。未来とは。」
「そうですか。残念。」
「おまえの未来は、おまえがイメージして創り上げていくものだ。俺がイメージするものではない。」
「そんなものなんですか?」
「そうだ。」
「それから、おまえに忠告しておこう。動物霊に気をつけろ。」
「動物霊? そんなものが存在するのですか?」
「おまえは人間の霊は存在すると思っているか?」
「ええ。なんとなくですが。見たこともないので断定はできませんが。だからといって絶対に存在しないとは言い切れない。科学なんて人間側からみた一方的なものですし、発見や解明されてないものの方が多いような気がして。実際、人間の肉体ですら解明されていないことが多いですから・・・・・。」
「それが普通の答えだ。人間の霊が存在するということは動物霊も存在するということだ。同じ生命体だからな。今は多くの罪もない動物たちが毎日殺されている。動物霊の宝庫なんだよ、日本は。」
「どういうことです?」

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